2010年09月27日
木の表情(ミズメ)


木の存在感とか、表情という表現をしても、なかなか文章では伝わらないので、ちょっと一例です。
これは一昨年2008年に伐採、出材された梅ヶ島のミズメという広葉樹です。
ちなみに過去ブログで、原木の様子が載っています。
じっとこの木の木目を見ていると…
広大な荒野の向こうに川が流れ、その上に沸き立つ雲…。
を想像します。
キラキラと輝く木目は銘木として珍重される部分ですが、用材としては使いにくく、敬遠されがちです。
こうした時計やお椀といった一品ものでこそ、活かせる部分です。
大きさは17センチの円。
本当に小さな、木のほんの一部分を切り取って出来た「風景画」です。
Posted by hibari at 21:32│Comments(0)
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