2010年06月17日
ひのキューブいっぱい


法事の引き出物として使いたいというお話で、ひのキューブを作らせていただきました。
今回は、持ち込まれた木を製材、乾燥して、ひのキューブという形になりました。
この木はお父さんが育てた山の木なので、何かの形にして親戚の方たちに披露したいとの想いだそうです。
もちろん林業経営をされている方ですが、代々受け継がれていく林業という職業ならではの想いが詰まっています。
ちなみに、一番手前のは、杉材で作った「すぎキューブ」。
今回、初の杉材での制作となりました。
杉の赤身部分だけを使用して作ってみました。杉は桧とはまた違った、杉独特の良さが出ます。
杉も桧も、針葉樹材ならではの温かみがあります。
林業は担い手の想いや温かさを乗せながら、次の世代に引き継がれていきます。
なんかちょっと羨ましいような、そんな想いの納品でした。
Posted by hibari at 19:51│Comments(0)
│ひのキューブ