2010年03月15日
ひのキューブSGEC(8)

ひのキューブは、SGEC のロゴマークを付けて販売していきます。
このSGEC のマークは、SGEC 『緑の循環』認証会議によって認定された森林から出た木材を、認定された事業体が製品化したものについて表示する事が出来るシステムです。
ひのキューブには、こういったロゴと番号がついてきます。

FERI-W013 杉山製材所 認定事業体登録番号
(製材部門/杉山製材所)(木製品販売部門/木の店つぐみ)
NFEA-008 「静岡市林業研究会・森林認証部会」6名による認証林
を表しています。つまり、どの森の木を使って、どこが製品化したのかという事が解るようになっています。

NFEA-008の認証林から入って来た木材は、この写真のように分別して管理されます。
私の所では、黄色いバンドで全体を結束してSGEC 材である事を示し、SGEC のハンコを打って表示しています。
この中から材を取り出して製品化し、ハンコを打って出荷します。
SGEC 認証林から出た木材を他の木材と混ぜないで管理し、最終製品まで繋げていくのが、SGEC のロゴマークを付した流れです。
「環境に配慮した林業経営や木の取扱い」と「木材の出生や管理」が明確に消費者に伝わるシステムづくり。
ひのキューブが単なる木製品ではなく、もう一つ踏み込んで「森のしくみ」や「森のつながり」を伝えるツールになっていけばいいなあと、そんな考えでいます。
Posted by hibari at 20:01│Comments(0)
│ひのキューブ