2008年09月17日
お宮の木


お宮さんやお寺にある大きな木。でも、ウロがあったり台風で倒れたりして、製材所に持ち込まれる事もあります。
木材として使いものになるものは製材して木材にします。
でも、腐りがあったり、割れていたりすると「こんなのはいらんから引き取ってくれ」と置いて行きます。
腐りがあると、はたして木は駄目か?
ふっ、ふっ、そういう木にいいものがあるんです。
この写真の木。シラタは腐っていますが、赤身は大丈夫。シラタの腐りをかじり取ると、赤身の耳付き板になります。これが
「いいんです。」
キズの木、特に杉や桧は、キズから入った菌に負けないよう、抗菌作用を強めようとするのでしょうか、赤身が濃い、いい色になるものがあります。お宮さんやお寺の木は樹齢が高いので木目も奇麗です。
しかぁし、お宮さんの木は、恐怖も潜んでいます。これはまたの機会に。。
Posted by hibari at 20:41│Comments(0)
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