2008年05月17日

家庭の益虫学3

家庭の益虫学3

数年前、あるアイデアが。
「カマキリを庭に放したら、いろんな害虫を退治してくれるかもしれない!」

そこで、冬にみつけたカマキリの卵を2〜3個、庭に置いておきました。
「これで100匹くらいの子カマキリが出て来て、庭はカマキリだらけかも。」

カマキリも小さいうちはアブラムシなんかを食べているとのこと。きっと大きくなったら毛虫なんかも退治してくれるゾ。
春になってしばらくしたら案の定、小さなカマキリを見かけるようになりました。殺虫剤でカマキリを殺さないよう、無闇に薬品散布することも止めました。

しかし・・・害虫は例年とさほど変わらず、カマキリ効果はないみたい・・・。そして、5センチほどに成長したカマキリが最後で、親カマキリまで見る事はありませんでした。ずっと庭で繁殖してくれればと思っていたのですが・・・。

何がいけなかったのか。何がカマキリの摂理に合わなかったのか。
・庭が小さすぎて、絶対数が多すぎた。(共食いした?)
・鳥などの動物に狙われた。
・自動車の排気ガス等にやられた。
・もっとエサのある場所へ移動した。
真相は解りませんが、カマキリにとってはよい場所ではなかったということです。

写真は銀ミヤマ。銀カブトと同じ公園のオブジェです。


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Posted by hibari at 21:54│Comments(2)雑記
この記事へのコメント
なかなか思うようにはいきませんよね。(笑)
以前、ベランダのプランターにアブラムシが爆発的に増え、自然とやって来るテントウ虫だけでは太刀打ちできず、他所からテントウ虫をトレードしたことがあります。
テントウ虫は私の思い通り仕事をしてくれていましたが、いつの間にかアリ(アブラムシの味方)に追い回され、空高く飛んで行ってしまったのです。(それでも卵を産んで増えてゆきました。)
いいや〜アブラムシが増えても。自然に任せようと。
他にもクモ、カマキリ、カメムシ、鳥などなど集まり、にぎやかな生態系の宝庫となります。植物の成長+その観察が楽しいです。
Posted by ゆいまーる at 2008年05月23日 11:07
自然生物を思うように操つれる訳がないんですが、チャレンジも大事だと思ってます(笑)。
でも、もっとも苦労させられる害虫がアブラムシです。クルッと葉を巻き込んでその中で繁殖するタイプの奴に苦労してます。テントウムシも薬剤も届きません。見た目も悪いし、汁を下に落とすので、汚くなり、通行人にも迷惑なので、手で届くところは葉ごと切って捨ててます。
Posted by hibarihibari at 2008年05月23日 21:31
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    コメント(2)