2008年03月24日
産地偽装の無い木材


産地を偽装する、商品表示を偽装する等の問題がここ最近いっぱいおきていますが、木材はというと・・・?
笑い話に、とある産地では伐採量より出荷量の方が多いとか・・・。
その地で育った木ではなく、「製材された材」がブランドの名を付けられて流通していったりと、まだまだ意識が低いのが現状といったところでしょうか。直接口に入ったりするものでもないので、なおさらです。
ましてや外国材となれば、どんな場所から、どんな取り扱いをされて、どんな薬品をかけられて日本に入ってくるのでしょう。取り扱う業者でさえ、真実は解りません。中国の割り箸製造工場へ視察にいった方の話では、「怖くて割り箸が使えなくなった・・・」とのこと。漂白剤やらなにやら薬剤浸けのとても口に入れるシロモノではないそうです。
人間って、相手の顔が見えないと、けっこういい加減なことをしますよね。顔が見えないと「まあいいか」って感じになります。ですから、相手の顔が見えるっていうのは大事なことです。「森とまの木」は、産地も場所も伐採者も解る、正真正銘、産地偽装の無い木材です。
もちろんこの木を流通に乗せるなんてしません。「森とまの木」は、ちゃんと顔の見える方(お施主さん)に手渡したいと思います。
Posted by hibari at 18:01│Comments(0)
│森と学ぶ家づくりの会