2009年05月06日
森とま材の造材風景


しずおか森と学ぶ家づくりの会の専門家会員の山から葉枯らしされた木がようやく出てきます。
10〜11月に伐採されて、葉枯らしをすると、春に出材されます。
急峻な山から索道を使って山道まで下ろされた木を、造材します。
造材とは、木の長さをどの位置で切るか、曲がり具合や直径を見ながら切って行く作業です。
一本の木でも、この切り方によって、全体の価格が変わってしまうので、木を良く見ながら慎重に行われます。

一本の木から、柱材用、桁材用、内装材用など、用途に応じて切る場所を探します。
製材所やお客さんの要望によっても切る場所が様々変わります。
ここまで木を出してくると重機が活躍します。
昔は全て人力でやったのですから、それこそ人海戦術の力仕事、木は大切に扱われた事でしょう。
もちろん、森とまの木も大切に扱われて、次のステップへと進みます。
Posted by hibari at 21:14│Comments(0)
│森と学ぶ家づくりの会