2010年03月19日

ひのキューブ展示会(9)


ひのキューブについてずっと書いてきましたが、まだまだ個人的な一方的想いが強く、実際には「どぉ??」といった部分が不明瞭な段階です。
メーカーなら経費かけてリサーチするところでしょうけれど…。

ひのキューブはまだまだ発展する要素を持っています。頭の中ではいくつか派生系があるのですが、まずは消費者の声をよく聞いて、製品に反映させて、カタチやコンセプトが明瞭に表現できるように持って行きたいと思います。

そういう意味でも、「率直な意見」を聞きたいと、最近特に思うようになりました。

「ひのキューブ」を展示する機会がありますので、告知します。

名称:「静岡県内産木材の木工展」
会場:しずぎんギャラリー四季(アゴラ静岡7F)
期間:2010年4月30(金)〜5月5日(水)

この展示会に、他の木工家さんたちと一緒に、一作品として、展示、PRいたします。
ちょうどゴールデンウィーク中ですので、よろしければ御覧になってください。

もちろん、
木の店つぐみでは、常時、展示販売しています。

ひのキューブの紹介ページはこちらです。  

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2010年03月15日

ひのキューブSGEC(8)



ひのキューブは、SGEC のロゴマークを付けて販売していきます。

このSGEC のマークは、SGEC 『緑の循環』認証会議によって認定された森林から出た木材を、認定された事業体が製品化したものについて表示する事が出来るシステムです。
ひのキューブには、こういったロゴと番号がついてきます。



FERI-W013  杉山製材所 認定事業体登録番号
(製材部門/杉山製材所)(木製品販売部門/木の店つぐみ

NFEA-008  「静岡市林業研究会・森林認証部会」6名による認証林

を表しています。つまり、どの森の木を使って、どこが製品化したのかという事が解るようになっています。



NFEA-008の認証林から入って来た木材は、この写真のように分別して管理されます。
私の所では、黄色いバンドで全体を結束してSGEC 材である事を示し、SGEC のハンコを打って表示しています。
この中から材を取り出して製品化し、ハンコを打って出荷します。

SGEC 認証林から出た木材を他の木材と混ぜないで管理し、最終製品まで繋げていくのが、SGEC のロゴマークを付した流れです。

「環境に配慮した林業経営や木の取扱い」と「木材の出生や管理」が明確に消費者に伝わるシステムづくり。

ひのキューブが単なる木製品ではなく、もう一つ踏み込んで「森のしくみ」や「森のつながり」を伝えるツールになっていけばいいなあと、そんな考えでいます。  

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2010年03月14日

ひのキューブ植林(7)


ひのキューブには、
「ひのキューブの売上1つにつき、植林苗木1本が森に還元されます。」
というキャッチフレーズを入れました。

もし100個売れれば、植林用苗木が100本、新たな森に植えられるというイメージです。
ひのキューブの金額に、苗木1本分が含まれているという考えです。


小さな事ですが、購入された方に対して、何か森に関っているきっかけ、イメージを導き出したいと思いました。

具体的には、静岡市のSGEC 認証林である「静岡市林業研究会・森林認証部会」の方達の植林事業にあてたいと思っています。

金額は大きくありませんが、売上数をこれからカウントして、相当額を実際に森に還元していきます。

ひのキューブ以外にも、これから商品化するものに同じようなキャッチフレーズを付けて販売、森林に還元していく形をとれれば、また何か新しい動き、考え方が広がって行くような気がします。

地元の材を沢山使って、永く住宅や家具として置いておけば、木はずっとCO2を固定しつづけてくれます。
そして、

「使ったら」
「植える」

この単純な繰り返しイメージを共有できるといいと思うのですが…。

ところで、早速ですが「しずおか森と学ぶ家づくりの会」で植林イベントがあります。
3月28日(日)に開催されます。
いままで知らなかった事、気づかなかったこと、発見が待っています。
私も今からワクワクです。
詳細は、こちらへ

次回は、SGEC 森林認証による、「ひのキューブ木材の連携」です。  

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2010年03月04日

ひのキューブ・森(6)

■森は私たちの生活の原点です。

私たちは気づかないうちに森の恩恵を受けています。奇麗な空気や、水、治水から、海にまで至るサイクルの起点を森が担っています。

ところが今、材価の低迷から林業が元気ではありません。
「このままではいけない…」と、森について考え、知ろうとしてくれる人たちが増えています。積極的に静岡の森林にも足を運んでくれています。
地球温暖化、地産地消、エコ、ロハス、森づくり県民税…
これらの言葉をキーワードに、「森林」が注目されています。
木材を売り込むチャンスなのですが…。でも…。

「欲しいけど、どこに売ってるの?」
「なんかデザインがいまいちなんだよね〜」
「高いんじゃないの〜」
なんて言葉も聞きます。

森林について関心を寄せてもらうだけではなく、まずは、

「地元の木を使ってもらう。」
事が大事だと思います。森に関わる人にちゃんとお金が回るしくみを作ること。


だからといって、ただ「使って使って」と言っているだけでは、人は動かせません。
何かを「カタチ」にし、森について知って考えてもらうきっかけを作ること。
そして、「信頼と安心」を届けるためのSGEC ブランドで付加価値を作ること。

それが「ひのキューブ」の隠れた使命でもあるのです。

次回は「ひのキューブと植林」です。  

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2010年02月28日

ひのキューブ何故(5)


何故、ひのキューブはスノコをモチーフにしているのでしょうか。


実は、製材所ならではの事情があります。

森から伐り出された木は、主に建築材として製材します。
建築材として使うには、丸い木を四角くしなければなりません。

製材業というのは、丸を四角にする仕事なんです。。

四角にしながら、いろいろな部材を取り分けるのです。
例えば、こんな感じ…

昔は木材が貴重だったので、隅から隅まで利用しました。A(角材)を取った残りから、B(板材)を取ります。B材はAよりも幅が小さく、厚みも薄くなります。このB材も、建築の下地材として活躍しました。

ところが、今ではコンパネやベニヤを下地材として貼付ける施工が殆どです。幅の狭いB材を幾つも並べるより、大きなベニヤを貼った方が早く確実に施工出来るからです。

B材はだんだんと使われなくなっていきました。単価も安くなり、採算性も低く…。私の製材所では「もったいない」ので取っていましたが、ますます売れずに溜まるばかり…。

でも、B材だって、立派な材料です。ちゃんと使えば、何かになります。
だけど、手間や経費はかけられない…。
いかに「そのまま」使うかが、利用の決め手なんです。
その答えが「スノコ」です。

木材は乾燥しないと使えません。
家具利用などで接着剤を使って張り合わせる場合は、乾燥機に入れて低い含水率にしなければなりません。
でも、乾燥機に入れると、重油を燃やして熱を加えるので、CO2が大量に発生します。

でも、スノコなら、多少収縮しても、多少狂っても全く問題なし。自然乾燥で十分使えます。
乾燥にあたってCO2発生はほぼゼロ。
間伐材の有効利用法としても、価値があると思います。

製材所だからこそ行き着いた発想がスノコモチーフの「ひのキューブ」です。

次回は、ひのキューブ「森との係わり」です。

ひのキューブの紹介ページはこちらへ。)  

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2010年02月27日

ひのキューブ機能(4)

「ひのキューブ」は基本がスノコです。



全ての面に隙間があるから、どの位置でも、どの方向からでも指が入って持ちやすい

実は、作ってみてその便利さに感動してしまいました。
あちこち移動させる事を考えた場合は持ち手は必須ですが、こんなシンプルな作りだからこそ、持ち手無しでも条件クリアーです。



一見ラフな作りに見えるビス止めですが、
例えば、板が割れたり、汚れたりした場合。

ビスを外して、板を一枚交換するだけで修復できます。
もちろん、パネル1枚取り替えるのも可能です。

別売で板1枚でも販売する予定です。





ひのキューブの大(通常サイズ)
ひのキューブ小 (子供用)

大の中に小がちょうどすっぽりと収納出来るのも、ちょっとした機能です。
入れ子になるんです。

通販など輸送の時には、まとめて一つの梱包に出来ます。


ひのキューブをパネル毎に分解すると、全く同じサイズの6枚の正方形スノコになります。
もし箱として使わなくなっても、こうしてスノコとして利用していただけます。
ちょうど押し入れに入る大きさだったりします。
このスノコを市松に並べてもお洒落ですよ。
(スノコにするには、ビスの付け替えなど、工具と追加のビスが必要になります。)

簡単なカタチの組み合わせだから出来たこれらの機能。
次回は「ひのキューブの何故」に迫ります。  

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2010年02月26日

ひのキューブ機能(3)


ひのキューブを外に持ち出してみましょう。
ガーデニングにも活躍します。

道具入れとして。
作業途中の休憩用椅子として。

無塗装品ですので、屋外の利用には塗装をした方がいいでしょう。


大きめの鉢植え。
でもプラスチックプランターでは味気ない…。

そんな時にも、ひのキューブが簡単にプランターカバーの役目を果たしてくれます。
屋内でも屋外でも自由自在。

直径30センチほどの円形プランターならすっぽり入ります。(10号鉢)

水受けのお皿は必要になります。

その他にも、暑さに弱い植物の日よけ。
鳥や猫にいたずらされないように保管収納。
そうそう、ペットを一時的に閉じ込めておく…なんて使い方も。

次はメンテナンス編です。
「ひのキューブ」のページはこちらへお越し下さい。  

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2010年02月25日

ひのキューブ機能(2)


お披露目された「ひのキューブ」
どう使うかはアイデア次第なのですが、ご紹介します。


基本的な寸法出しは「スツール」(椅子)としての利用から始まっています。
大人が座ってちょうどよい高さ、約40センチ。
この高さになるように6枚のパネルを組み合わせています。

一番上のパネルは置いてあるだけですから、蓋のように開きます。
この中は収納に。

おもちゃ。
雑誌。
新聞…などなど、ストッカーとして。

隙間があるので、中に何が入っているのか一目で分かります。

お風呂場の腰掛け、兼、ランドリー入れ
なんて利用も。
接着剤を使用してないので、そのままお風呂場への持ち込みもOK。
水濡れにも強いです。
無塗装のヒノキですから、香りも楽しめます。


さて、本体を横に寝かせて、蓋のパネルを中に入れると…

簡単に棚として利用出来ます。

工夫すれば2段、3段と積み重ねも可能です。

その時、その場に応じて変化してくれる「ひのキューブ」
次はガーデニング編です。

「ひのキューブ」の紹介ページはこちらです。  

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2010年02月23日

森とまんざらでもないら!


STOP地球温暖化アクションキャンペーンのライフスタイル部門で、見事、ゆいま〜るさんの「森とまんざらでもないら!」がグランプリを受賞してしまいました!パチパチ!
美しいクリスタルのトロフィーの幻想的なワンショットがこれです。

「森とま材」を使用したリフォームで、森とまのメンバーと一緒にプレゼン。
3分間で審査員に伝えたい事を目一杯詰め込んでのプレゼン。
言い足りない事も沢山。
でも授賞式での
「静岡の木を使って下さい!!」
が伝えられた事がとても嬉しく感じました。


来年は、賞金目当てに我が家でもエントリーしようかなあ(笑)などと、家に帰って相談。

身近なエコは、きっとあちこちにあるんだろうと思います。
まずは、参加して、「考える」事が大事かも。  

2010年02月09日

森は寛容に。


一方的に断ち切りたい人間関係がある。
企業の中で「兵士」となっていく人間を私は見たくない。

一方で、新しい出会いに感謝する。
「忙しい」という字は「心を亡くす」と書く。
「忙しい人間は涙のための時間を持たない」。
これらは自戒の言葉。

今日、森に行った。
森は寛容だ。
森は想像力に満ちている。

森の魅力を伝えるのは容易ではない。
TV画面で見る森と、実際の森は、違う。

森に来ないと伝わらない事もある。
森に居ないと解らない心に出会う。

森で心が洗われる様子。
森が遠い自分に繋がっている感覚。

こうした漠然とした感覚を、何かのカタチとしてデザインし、日常のモノとして機能できたら。


こんなプロジェクトの始まり。
林業家とデザイナーそれぞれが想う「森」。伝えたい「森」
全ては人との出会いから始まる。
まずは、自分が人との出会いに感謝出来る人間になろう。  
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2010年02月08日

archi-mixとひのキューブ


6日、7日、「archi-mix〜街と建築を楽しもう」が開催されました。
土曜日は風が強く、生憎の天候でしたが、日曜日は穏やかな日となり、沢山の方が訪れていました。

森とま名物「デカ積み木」もかつてないほどの、子供だかり。(ちょとヒヤヒヤ)
静岡新聞の朝刊にも様子が載りました。

なかなか、街行く人に「森とま」の活動をじっくり話せるような場づくりは難しく、会報誌を何とか見てもらうのが手一杯。
展示や雑貨販売だけでなく、何か人を引きつけられる呼び物の必要性も感じました。

「ひのキューブ」も無事にお披露目。
なんとなく「人の反応」も見えたので、今後の展開をがんばりたい所です。
  

2010年02月03日

ひのキューブ登場(1)


半年ほど前から少しずつ前に進めていた企画です。
製材所だから企画できる、作れるモノ。
その名も

「ひのキューブ」

桧材で作られた、立方体の家具(雑貨)です。
だから「ひのき+キューブ」=「ひのキューブ」。

使い方は簡単。アイデア次第でいろいろな用途に広げられます。
しかも


SGEC 森林認証」のマークと共に販売する予定です。
認証材を使った、第一号の製品になります。

静岡市林業研究会・認証部会のみなさんの山の木を、まずはこうしたカタチで提案していきます。

これから少しずつ、「ひのキューブ」の機能や「何故?」をお伝えしていきたいと思います。

早速ですが、お披露目があります。

Archi-mix 街と建築のふれあい
日時:2月6(土),7(日)
場所:静岡市中心街 青葉シンボルロード

「森とま」もブースを出展させて頂く事になりました。ブース近くに置いて、皆さんに見て頂く予定でいます。
ぜひ、御覧になって、「ひのキューブ」の名前、覚えて下さい!
お待ちしております。

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このブログで、「ひのキューブ」の名称/意匠の公開となります。  

Posted by hibari at 21:52Comments(6)TrackBack(0)ひのキューブ

2010年01月25日

森とま材の新築住宅


告知しました、森とま材を使用した新築住宅の構造見学会を開催しました。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

昨今の住宅は、材木屋さんやプレカット屋さんが、どこかから仕入れて来た、寄せ集めの木材で組み立てて造るのが殆どでしょう。木材の出生も素性も曖昧ですし、そこまでこだわる材木屋も少ないでしょうし。

私の製材所では、他から製品で買うという事は殆ど(99%以上)ありません。
ほぼ全て原木から製材して、自分で管理して、自分で検品して納めた木材です。
今回は森とま材(梅ヶ島材、清沢材)が76%。
それ以外の材も全て県内の材です。県産材率は100%です。

ひとつひとつの部材が、整然と組み上げられて住宅として形になると、感慨もあります。責任も感じます。
こうした緊張感と楽しみは、やはり原木から製材している「製材所」ならではのものです。

今回は森とま材の新築住宅初出荷。木材の履歴一覧を皆さんに御覧いただきました。
林業の人たちと繋がっているから出来る、木材の履歴。
これからも大切に管理していきたいと思います。  

2010年01月21日

森とま構造見学会


森とま材を使った新築住宅が着工しました。
上棟を終えて、早くも構造見学会となります。
作業のスピードが早いので、追加の材料を納めに行くたびに、どんどん主要構造材に、羽柄材(下地材)が付け足され、構造部分が固められていきます。

こうした構造部分や、木材そのものの多くは完成後は壁の中に入ってしまい、見る事ができなくなります。
完成した家の雰囲気も大切ですが、住宅は見えない部分の作りがもっと大切だと思います。
どれだけ長持ちする家か、耐震性はどうなのか、など、構造や材料、施工法で大きく変わるからです。

今回の住宅は、土台や柱はもちろん、梁までも桧材が使われています。
目に触れる化粧部分は、表情の優しい杉材。
森とま材は、産地が明確な、地元、静岡の森の木です。


構造見学会をするのは、造りや材料をちゃんと見せられる自信があるから。
森とま材を使った家。
構造見学会にぜひお越し下さい。

詳細はこちらへ。  

2010年01月05日

謹賀「森」年


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末は忙しくて、とてもブログどころでは無かったのですが、「森とま材の家」の材料出しをしていました。
これから報告していければと思います。

今年はSGEC も含めて、より身近な地産地消を進めます。
GWには木工展にも参加する予定です。

今年の Myテーマは「安倍奥、安倍町」です。  

Posted by hibari at 22:28Comments(0)TrackBack(0)雑記

2009年12月03日

大工さんの考え方(4)


No.3まで書いて諸般の事情で止まっていた、このシリーズ。
さりげなく自分自身に振ってしまった「いい家って何でしょう?」
難問です(笑)。

間違いない答えは「施主さんが満足する家」。
ローコストで20年程度で立替える家を建て主が求めるなら、それが「いい家」なんでしょう。

自分とは正反対の価値観もまた然り。
「いい家」の基準は無いに等しいと思います。

大壁づくりで、見えなくなってしまう柱でさえ「手カンナで仕上げる」大工さんもいます。
これも大工さんのこだわりですが、「施主が望んでいるかどうか?」とは別の次元の話です。

大工さんにとって、自分の造った家が、20年程度で壊されるなら、気持ちも手間も入りません。魂の無い家です。
「100年、200年、住んでもらいたい。」
そう思うから、「施主が望むかどうか」とは別の「心」が入るのです。

とはいえ、理想と現実の中で、大工さんも、悩みながら黙々と仕事を進めていきます。
200年後に自分の建てた家が老朽化で取り壊される時、
「この家を造った大工はいい仕事をした」
と遠い未来に評価してくれる人がいるかもしれない。
解体された家の木材がまた再利用される可能性があるとすれば、材木屋も遠い未来を見据えて仕事をせねばなりません。

※写真は「お施主さんと一緒に丸柱の皮むきをしているところ」  

Posted by hibari at 21:52Comments(0)TrackBack(0)大工さん

2009年11月22日

よりどり木どり


そこそこ?好評をいただいた木のサンプルスティックですが、さすがに地道な手作り品のため価格が高めになってしまいます。
そこで、もう少しカジュアルなスタイルでの提案がこちらです。



「よりどり木どり」

樹種は全部で20種類。お好みの樹種を組み合わせて革ひもで束ねて、アクセサリーやキーホルダーとして利用できます。
私もバックに取り付けて毎日持ち歩いています。
黒い普通のビジネスバックなので、これなら間違われる事もないでしょう。

20種類の木の中から5種類選んで組み合わせる場合の組み合わせは186万通りほどです。
オリジナルの組み合わせが楽しめます。

価格は¥150〜
木の店つぐみにて販売しています。  

Posted by hibari at 22:21Comments(2)TrackBack(0)家具制作

2009年11月21日

Y邸へお嫁入り



Y邸からの依頼で揃えたヒノキ材です。もちろん、森とま材です。
山主のイニシャルと製材日と等級、厚みなどが走り書きされてます。製材した時に記しておく事で、森とま材である事が後でも解ります。森とまのハンコでしっかり表示。(削ると消えてしまいますが…)

木材の等級については特に指定されていませんが、浴室まわりとなると、どうしても節の無い木を選ぶ事になります。
フローリングでは、ちょっとした節の角や、大きめな節の小割れが、過乾燥によって持ち上がってきて、素足にチクリと当たる事があります。
「無節材」となると、節有り材よりも倍以上高い値段になってしまうのですが、今回は図面から広さや使い方が何となく解るので、熟練の大工さんなら、上手に節を避けて張れるはずなので、無節では無いけれど「切り回しすれば無節となる」等級となりました。(微妙な表現)

しかし、節の無い木は、奇麗だけど、張り物みたいで、私は個人的に「つまらない」んです。
だから、一カ所くらい節を見せたい…。
と思うのですが、そんなに具合のいい節って、滅多に無いんです。
大工さんと直接材料を見て話が出来れば、「この節はあえて入れてはどう?」などと相談出来るのですが…。
どういう出来になったでしょうか?
まあ、何を「良し」とするかは人それぞれなので…。

次に枠材ですが、これも節無しが基本。
「節が有ってもいいよ」
と言われる事もありますが、「見た目に美しい節」の木を探すのは、無節の木を探すよりも大変なんです。

枠材などの内装材にやたら節の多い木を使うと、山小屋風になってしまったりして、よく打ち合わせをしておかないとイメージと違う仕上がりになってしまいます。

…こんな事を考えながら、現場をイメージしながら、材料出しをします。
だから内装材の材料出しは、とても時間のかかる作業です。

そして、木材は必要とされる方の元へ、嫁いでいきます。
(出戻りにならないよう、いつも祈っています:笑…)  

2009年11月17日

青葉ロードイベント


15日、青葉シンボルロードで、県主催の「秋の森づくり県民大作戦」出展してきました。
パネル展示と、木のおもちゃ等「森の雑貨」を販売しながら、会報誌を配布しました。

天気は良かったのですが、風が強くて風対策に一苦労。
顔見知りの方々にもお会いできて、楽しい一日となりました。
子供と一緒に他の出展ブースに遊びに行ったりして、ちゃっかり自分も楽しんできました。

家内は店をやっているので、接客は手慣れたもの。販売はすっかりお任せです。
森や木の話になると、私の出番です。

今回は「SGEC 森林認証」のマークを付けて
「安倍奥の木で家づくり」
というキャッチフレーズを掲示してみました。  

2009年11月15日

青葉ロードでイベント

今日は森とまイベント。
呉服町、青葉シンボルロードで、「秋の森づくり県民大作戦」のイベント出展です。

「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の紹介。
木製品の販売。

といった内容でがんばります。
これから出発です。
警察署に一番近い場所です。ちょっとメイン通りからは遠いですが、ぜひお立ち寄り下さい。